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小豆島霊場の桜(4)

引き続き霊場の桜をご紹介します。

  

 写真左 第66番札所「等空庵(とうくうあん」 「奈良八重桜」 平安中期の歌人伊勢大輔が「いにしえの奈良の都の八重桜 今日九重に匂いいずるかな」と詠んだように古くから奈良の八重桜は有名でしたが、品種としての本種は1922(大正11)年、奈良知足院で見いだされ、国の天然記念物に指定されたカスミザクラの栽培品種。花期は4月中旬。第68番松林寺境内に植えられている。

 写真右 第67番札所「瑞雲堂」 「妹背(いもせ)」 原木は京都平野神社にあるサトザクラの栽培品種。通常2本の正常な雌蕊が突き出ていて、結実すると2つの果実ががっちゃクすることがあり、これを中の良い夫婦に見立ててこの名がある。第68弁松林寺境内に植栽され、花期は4月中旬。

  

 第68番札所「松林寺」 ギョイコウ」 江戸時代からこの名があるサトザクラの栽培品種で、花弁は淡い黄色に能力食の入るまずらしい品種。盛りを過ぎたころには薄い紅色に変色する(写真右)。花期は4月中旬。

  

 写真左 第70番札所「長勝寺」 「衣通姫(そとおりひめ)」 ソメイヨシノの種子から生まれたとされるが、オオシマザクラの形質が強く表れる。衣通姫日本書紀允恭天皇に寵愛された美姫で、その美しさがこの桜に例えられた。満開時には純白に近い色になる、花期は4月上旬。

 写真右 第71番札所「滝宮堂」 「琴平」 里桜の栽培品種で、原木が香川県琴平町の「金刀比羅宮」にある。梅の花に似た桜で、花期は4月上旬。

  

 写真左 第74番札所「圓満寺」 「小彼岸」。この桜はすでにご紹介したが、参拝順路に従って再掲しました。マメザクラとエドヒガンの種間雑種とされ、花期は3月下旬。

 写真右 第75番札所「大聖寺」 「御所御車返し(ごしょみくるまがえし)」 御所のさる高貴な方(後水尾天皇とも)がその美しさに御車を返して鑑賞されてと伝わる美しい桜。花期は4月上旬。

  

 写真左 第76番札所「金剛寺」 「駒繋」 古くから栽培されてきたサトザクラの栽培品種で、大型の5弁花が見事である。花期は4月上旬。

 写真右 第77番札所 「歓喜寺」 「陽光」 寒緋桜に天城吉野を交配して作出された栽培品種で、紅色の大輪の花はひときわ目を引く。花期は4月上旬。

  

 写真左 上掲の「陽光」のUP。歓喜寺はわが家の旦那寺である。

 写真右 第78番札所「雲胡庵(うんごあん)」 「菊桜」 サトザクラの栽培品種。原木は旧制六高(原岡山大学)にあったものから広まったとされる。花期は4月中旬。第77番札所歓喜寺境内に植栽されている。雲胡庵は、ボクの住んでいる集落にある札所です。

 以上10カ所の札所の桜 計54枚を「小豆島霊場のさくら」に追加しました。

http://photo.SNS.jp/view_album.pl?album_id=500000102345547&owner_id=11151836

今回は北海岸に差し掛かったため我が家にも近い霊場となり、美しいサクラも多いので、写真が少し多く54枚にもなりましたが、見ごたえのある桜をぜひ見てやってください。