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お薦めレビュー:『劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命(Doc.)』

218/劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命(Doc.)/2017日/0510/4 3A○★★★★/-/CS/10:20/6/51

<凡例>

No./タイトル/製作年/製作国/観賞日/マイ評価(5点満点/★1点 ☆0.5点)/IMDb評点(10点満点)/劇場/時刻/観客数/定員

■監督・撮影・編集:樋口智彦、プロデューサー:清水伸司、村瀬史憲、ナレーション竹中直人■出演:坪井篤史、白石晃士、松江哲明、前田弘二、宇野祥平、内藤瑛亮、カンパニー松尾井口昇、木全純治、大浦奈都子、森裕介、小西孝直、坪井惇奈、

■2017/04/29〜5/26シネマスコーレで上映中(以後は未定)。

【解説】

■2017年2月1日に名古屋テレビ放送でオンエアされ、反響を呼んだ同局制作によるドキュメンタリーの劇場版。名古屋にあるミニシアターのシネマスコーレ副支配人の坪井篤史氏に密着、名古屋を映画において最も熱量のある地域にすることを目標とした“名古屋映画館革命”という野望達成に向け奔走する姿を追う。俳優の竹中直人がナレーションを担当。坪井氏が敢行する上映会の奇想天外な内容、全身全霊で映画にぶつかる彼の人並み外れた情熱に引き込まれる。(シネマトゥデイ

【あらすじ】

名古屋駅の西にあるミニシアター、シネマスコーレ。その副支配人を務める坪井篤史氏は、現在は生産されていないVHSの映画ソフトを7,000本以上も収集する熱狂的映画ファンであり、“名古屋映画館革命”と銘打ったさまざまな活動を行っている。また、手書きのポスターや、映画にちなんだフードメニューなどで映画と映画に関わる人々を応援するシネマスコーレに、上映企画などを申し出る監督も多い。そして、「超次元絶叫システム」と題した上映会が、白石晃士監督とのタッグで敢行される。(シネマトゥデイ

【マイレビュー:ネタバレなし】

マッチング:消化良好。

文句なしに楽しい。「映画愛」がしっかり伝わった。

芸能人やスポーツ選手でもない一般人が、ドキュメンタリーの主人公になって、自分をさらけ出す。

そんなチャンスのある人は少ないが、もし、機会が回って来ても、大抵の人は尻ごみする。

その最大の理由は、羞恥心。多くの人は、羞恥心を捨てられずに、機会を逃してしまう。

羞恥心を捨て、裸の自分をさらけ出さないと、人に感動を与えることは出来ない。良いものが出来ない。

本作の主人公、坪井篤史氏(38)は、それを見事にやり遂げた、数少ない人である。

それが出来たのは、映画への深い愛と強い情熱以外の何ものでもないと思う。

彼と知り合って16年を超える。

小生を含め、映画を愛する人は多いが、彼ほどのB級オタクは稀有である。

彼の特出している点は、淀川 長治(1909 1998)と同様、映画の楽しさを他の人たちに伝える「良き伝道師」であることだ。

彼がこだわるのは、「C級のゴミ映画」だと謙遜するが、それが愛の証であると思う。

彼のこれからの更なる活躍を期待したい。